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デスノート/Death note (6) ジャンプ・コミックス |大場 つぐみ /小畑 健


デスノート/Death note  (6)    ジャンプ・コミックスデスノート/Death note (6) ジャンプ・コミックス
大場 つぐみ /小畑 健
集英社 刊
発売日 2005-04-04
価格:¥410(税込)



夜神総一郎が哀れ 2006-10-30
映画では完全に差し替えられたヨツバキラ編ですが、たしかに長すぎます。

白月もLと違って手段を選ぶようになったということもありますが、一度自分をキラだと疑いながらも、それ以上先は思考停止してしまっていることから明らかにLに劣っています。何よりも本作では正義感のあるキャラはどうしても印象が薄くなってしまうのです。

その具体例として挙げられるのは夜神総一郎の扱いです。ピカレスクものの設定上、こうした良識派のキャラはもっと重要な役割を果たしていいはずなのですが、本シリーズではほとんど貧乏くじキャラに近いです。ドラマを省くデスノートの性質上、彼の正義の言葉に説得力が無く、どちらかと言えばLの手段を選ばない捜査に反対してLの足を引っ張る役目を負わされている感じなのです。総一郎の息子への一途な信頼も本作では彼の「無能」な要因の一つに過ぎません。

映画「デスノート the Last name」ではこうした欠点を解消し、彼の見せ場を用意しているので2番目に美味しいキャラに昇格しています。


この頃から引き伸ばし要請が来てたのかな…, 2006/6/27

このヨツバ編は全くの蛇足というわけではない。
Lこと竜崎に追い詰められたキラ=夜神月が死神をも巻き込み自らの記憶を封印してまで
練った逆転劇のタメの部分であり、また月がデスノートを手にしていなかったら
父親譲りの正義感の強い好青年であり竜崎とも本当の友人、信頼しあえる相棒になれていた
可能性が示唆され、キラとLの共闘というのも、ある意味ファンサービスといえる。
とはいえサービスとは期間限定だからこそのサービスでダラダラやるものではない。
(これを弁えた良い例がZガンダムのシャア&アムロ、悪い例はガン種のホモ二人)
敵対するヨツバは小悪党集団な上、竜崎と月の立場が被ってしまうのもまずいし
何より強面だが、どこか憎めない死神リュークの不在で本作の魅力は半減している。
3巻辺りまではキラ、L、リュークの個性が絶妙のバランスをとりテンポのよい攻防が
繰り広げられていたのに対して、この巻は竜崎一人が主役の普通のサスペンスといった感じ。
月は要所で切れ者ぶりをみせるものの、やはり個性が弱く仲間の一人という印象が拭えない。
(インパクトではミサにも負けてるのではなかろうか?)
作者の力量を考えれば、もう少しコンパクトにストーリーを纏めてキラとLの
最終対決に繋げることができたと思うのですが編集部の意向がこの時期からあった気が。

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この記事は2006/12/3に作成しました。

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