デスノート/Death note (9) |大場 つぐみ /小畑 健
デスノート/Death note (9)
大場 つぐみ /小畑 健
集英社 刊
発売日 2005-12-02
価格:¥410(税込)
ニア…, 2006/8/6
月対メロの戦いを静観していたニアがいよいよ動き出します。
作者としは本作の結末たる月=キラの破滅の担い手にするつもりだったのでしょうが
単行本化にあたり表情が修正されるなど、どういうキャラにするか固め切れてなかった印象。
(Lを継ぐ者だがLを超える者ではない、Lとの共通点を持たせたいがニアなりの個性も出したい)
知性に関しては読者視点、話の都合に合わせた強引さを時折、感じます。
メロ戦の経緯からキラ=二代目Lという推測をしていますが、二代目Lに関しては
最初に無能という認識(錆付いた月だろうが松田だろうが彼からみれば差は無い)
だったのだしキラが捜査本部の内部ないし近い所にいるという点はともかく
両者が同一人物という仮説を思いつくのは、いささか不自然に感じました。
(LはFBI捜査官が殺害された経緯から自分の推理に確信が持てていた)
性格も当初はキラが自分に近づいてくるのなら好都合といいながら
後になると自分は怖いから動かないと言い出し度胸があるのか無いのか…。
また今回、政府が白旗を上げたことでヨツバ編同様に捜査陣の存続が危ぶまれる展開。
Lは命懸けでついてきてくれた気持ちだけで充分といいながら、こっそり
活動資金を仲間及びその家族の生活保障にあてる気配りを見せていましたが
ニアは部下に命懸けで動け、使い潰す捜査員等信頼できなくて良いから雇えと言い放ち
(メロがノート実験で部下を殺害した時も平然としていた。
Lは犯罪者を検証に用いはしたが協力者・仲間の死は悼んでいた)
外見や雰囲気こそLに似ていますが内面の魅力が格段に劣る印象です。
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この記事は2006/12/3に作成しました。






